腰痛や偏頭痛の痛みはセレコックスで緩和

腰痛や片頭痛をはじめ、変形性関節症など関節性の病気が原因の関節痛など、痛み全般に良く効く薬としてセレコックスという鎮静薬が人気を集めています。
セレコックスは、これらの痛みを緩和させるほか、患部の炎症などを鎮める働きも持っていて、腫れや赤みなどの症状を抑えてくれます。
そのため、新たなタイプの鎮静薬として注目されているのです。

セレコックスは、長時間にわたって効果が続く薬で、8時間以上も鎮痛効果が持続するため、服用の回数も少なくて済みます。
ただし、効果が現れるまでは約30分から1時間もの時間がかかるため、ゆるやかに効果の出る薬とされています。
しかし、そのぶん消化器系への負担は少ないものとなっているのです。

セレコックスにはセレコキシブという成分が含まれていますが、この成分が腫れなどの炎症を抑えてくれます。
炎症対策として成人が服用するときは、セレコキシブは100ミリグラムか200ミリグラムのセレコックス錠を1日2回、朝夕の食事時に経口服用することで十分な量を摂取できます。
その成分作用で炎症を引き起こす物質の生成が抑えられるとされています。
炎症が抑えられれば、病気そのものも悪化も防げるのです。

また、痛み対策として服用するときは、100ミリグラムのセレコックス錠を1日2回、朝夕の食事時に経口服用することで傷みを和らげることができます。
セレコックスは、鎮痛薬に多い消化器系への負担が少ないことが臨床実験によって証明されています。
胃腸障害が起きる確率はほかの鎮痛薬とほぼ変わらなかったものの、潰瘍ができる確率はほかの鎮痛薬よりも圧倒的に低く、副作用の心配が少ない鎮痛薬であると証明されたのです。
ただし、胃潰瘍など消化器系の重い疾患を起こす危険性は少ないものの、吐き気がしたり、発疹ができたり、喘息などの発作が出たりしたという報告もあります。
特にアレルギー体質の人や持病で喘息を持っている人などは、服用に際しては念入りの注意が必要なようです。

セレコックスは痛みの原因に作用しているわけではない

セレコックスは、消化器系への副作用が少ないことから服用する機会が増えるのではという指摘があります。
しかし、頻度の高い服用や長期の服用については、今度は循環器系、とくに心血管系に影響が出ることが危惧されるため注意が必要です。
心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まることも臨床実験の結果として出ているのです。
腰痛や片頭痛対策としてセレコックスを服用するときは、服用時の注意点を理解し、その性質をきちんと分かったうえで服用すべきです。

特に注意しなければならない人は、すでに胃腸などの消化器系に疾患のある人です。
服用薬では治せないと諦める前に、セレコックスを服用しての治療について主治医に相談してみるといいでしょう。
また、心臓病を抱えている人、副作用の出やすい高血圧の人、高齢者なども、まずは医師と治療方法や治療期間を相談してみることをおすすめします。
それに、ほかの薬と相互作用を起こす可能性が高いことも指摘されています。

飲み合わせについても十分配慮しなければならず、これについても、自分が現在どのような薬を服用しているか、過去にどのような病歴があるかなどを医師に報告しましょう。
医師にも自分の体質などを知ってもらい、慎重に服用する必要があるでしょう。

セレコックスを利用しての治療を受けようとするときに、もう一つ理解しておかなければならないことがあります。
それは、セレコックスは痛みを緩和したり炎症を鎮めるなど、対症療法の優れた薬として認められてはいるものの、痛みや炎症などの原因となっているものを取り除くことはできないということです。
要するに、病気を根治するのは難しい薬、もとからは治せない薬であることは認識しておかなければならないのです。
それでも、痛みを鎮めたり炎症を抑えることには優れた薬である点については一定の評価を得ていることは間違いありません。

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